イマーシブ オーディオのリファレンス音源集「BLOOM OF SOUND」

イマーシブ・オーディオの醍醐味を味わえる至極のサウンド。包み込むような立体音響で古今東西をつなぐ、新しいアーティスト達の音の世界を体感できる作品集をお届けいたします

日本のメディア産業への貢献をモットーに、日々、「音」に携わるすべての人に貢献する活動を続けてきた株式会社エムアイセブンジャパンは、この度、皆様の厚いご支援の元、創立15 周年を迎えることができました。
その間に「音」を取り巻く環境は、ステレオ2チャンネルから、5.1や7.1といった2Dサラウンドへ…そして、現在は、3Dサラウンド、つまり、イマーシブ オーディオへと、さらなる進化を遂げています。
エムアイセブンジャパンは「イマーシブ・オーディオ」という名前が一般的ではなかった3Dオーディオ黎明期より、グループ全社をあげて、この「イマーシブ・オーディオ」に取り組んできました。
そして、この度、創立15周年を記念して、イマーシブ オーディオのリファレンス音源集「BLOOM OF SOUND」を作成させていただく運びとなりました。
日本が世界に誇るハイレゾ & サラウンドのレーベル「UNAMAS」を運営するMick Sawaguchi 氏、そして、サラウンドの研究の第一人者、WOWOW の入交英雄氏と協力して、過去5年間に渡り録り溜めてきた珠玉のイマーシブ音源を、皆様への感謝の気持ちと一緒にディスクに収めた、このイマーシブ音源集が、日々イマーシブオーディオの研究と普及に献身されている皆様、そして、イマージブ サラウンドを愛すリスナーの皆様への「リファレンス音源」となることを心より願っております。
収録されている音源にはグループ会社である株式会社シンタックスジャパンの扱うドイツのブロフェッショナル オーディオ ブランド「RME」 をはじめとし、株式会社ジェネレックジャパンなど、グループ会社の取り扱うブランドの機材が数多く使われております。本編は、大きく2つのセクションに分かれており、前半の7曲目までは、Mick Sawaguchi 氏の運営するレーベル「UNAMAS」からの楽曲が収録年代順に収められており、後半は、株式会社シンタックスジャパンの運営するRME Premium Recordings レーベルの音源を中心としたラインナップとなっております。
また、本パッケージ内には、Blu-Ray とCD、2 枚のディスクが収められておりますが、Blu-Ray ディスクでは、お使いのBlu-Ray プレイヤーのリモコンの「色ボタン」をつかうことにより、同じ曲を異なるフォーマットにて聴き比べできるように、そして、Blu-Rayプレイヤーを持たないリスナーは、通常のCD プレイヤーを使ってCDでも楽曲を楽しむことができるようになっております。
また、楽曲によって異なるマイキングアプローチや機材への工夫に関しても、ライナーノーツ内のQRコードを読み込んでいただくことにより、録音時の詳細なデータをウェブ上にて確認できることも魅力です。

BLOOM OF SOUND

BLOOM OF SOUND
Immersive Audio Reference Disc

非売品

Presented by MUSIC EcoSystems (MI7 Japan / Synthax Japan / Genelec Japan)

 

  • パッケージ内容 : Pure Audio Blu-ray Disk  x1 / MQA-CD x1/ 解説文入り特製ブックレット
  • Total Time: 1:07:14

 

ご好評にお答えし、どなたでもお買い上げいただける「Bloom of Sound 2020」をリリースしました! 詳しくはこちらをクリック!

 


 

ディスク概要

Pure Audio Blu-ray

Blu-rayディスクは、192kHz/24bitのハイレゾリューション・イマーシブ・サラウンドの再生に必要となる広大な記憶容量とバンド幅を組み合わせた「Pure Audio Blu-ray」フォーマットで作成されています。
すべての曲が以下それぞれのフォーマットで収録されており、リモコンの色ボタンで再生フォーマットを選択することが可能です。

  • 5.1ch DTS-HD MA(24bit/192kHz)
  • 2.0ch LPCM Stereo(24bit/192kHz)
  • 11.1ch Dolby Atmos
  • 11.1ch Auro-3D(24bit/192kHz)

 

MQA-CD

CDはMQAフォーマットでマスタリング処理されており、CDプレイヤーでお聴き頂けるハイレゾ作品です。お使いの再生機がMQAに対応している場合は自動的にPCM 176.4kHz/24bitにデコードされ、非対応の場合は通常通り44.1kHz/16bitにて作品をお楽しみ頂くことができます。


 

収録楽曲

Album Song
01 Special Contents Channel Check
02 The ART of FUGUE BWV-1080 Contrapunctus 01
03 The ART of FUGUE BWV-1080 Contrapunctus 09 a 4 alla Duodecima
04 Franz Schubert No-14 in D minor Death and the Maiden Presto
05 P.I.Tschaikovsky op-70 Souvenir de Florence Allegro con brio e vivace
06 Touch of Contra Bass Sonata for Strings NO1 in G Major Andante
07 ViVa The Four Seasons -Antonio Vivaldi Concerto NO-2 in G minor RV315 Summer Prest
08 月の沙漠〜シルクロード 弦奏の旅路〜 Bashraf Samaai Asbaain
09 月の沙漠〜シルクロード 弦奏の旅路〜 月の沙漠
10 月の沙漠〜シルクロード 弦奏の旅路〜 はなのうた
11 月の沙漠〜シルクロード 弦奏の旅路〜 Sumu Gaga(スム・ガガ)
12 『わたしが一番きれいだったとき:When I was young and so beautiful』 わたしが一番きれいだったとき
13 『Contigo en La Distancia』~遠く離れていても~ Contigo en La Distancia 遠く離れていても
14 Special Contents 雷鳴
15 Special Contents 竹富の自然音と音楽

Copyright: Track 01~07,14,15: ®©2019 Mick Sound Lab.  / Track 08~13: ®©2019 MI Seven Japan, Inc.

コンテンツ解説

1〜7曲目

世界的に著名なMick Sawaguchi氏のUNAMASレーベルからの作品です。氏が5〜6年をかけて軽井沢の大賀ホールで収録した「Classicシリーズ」を、各アルバムから1〜2曲ずつ、年代を追ってディスクに収めました。
冬の軽井沢に機材を持ち込み収録されたこれらの音源は、その純度の高い録音が評価され、幾多の日本プロ音楽録音賞を受賞しています。
立体のサラウンドであるイマーシンブ ・ オーディオでの、より良い録音芸術へのチャレンジである本シリーズ。その場の空気をそのままキャプチャーした一連の作品は、「Subjective Surround Miking(主観サラウンド ・マイキング)」というマイクアレイによって録音されています。リスナーは、「ステージの真ん中で演者に囲まれている」という、通常のクラシック音楽の作品では決して味わうことのできない不思議なイマーシブ(没入)世界を体験することができます。

8〜13曲目

株式会社シンタックスジャパンが運営するハイレゾ配信レーベル「RME Premium Recordings」より、イマーシブ・オーディオのフォーマットで録音された作品を6曲紹介いたします。
RME Premium Recordingsとは、録音段階から24bit/96kHz以上の、真のハイレゾ・コンテンツを供給するレーベルです。RME製品を使用して録音された、色付けのない透明無垢なサウンド。演奏会場の空気感さえも余すことなく録り込んだ録音作品を、余分な加工をせず産地直送さながらにユーザーの再生環境へ届けることを基本理念としています。

録音システム

収録作品のほぼすべてが、MADIを使った録音システムで収録されています。MADIとは、光ケーブルを使い、ステージ上での演奏を鮮度の高い状態のまま劣化なく長距離伝送することが可能なデジタル伝送規格の一種です。
このシステムを構築しているのは、「Micstasy」ならびに「DMC-842」といったマイクプリアンプをはじめとする、ドイツのプロフェッショナル・オーディオ・ブランド「RME」のMADIシリーズです。また、作品の多くは、そのオーディオエンジンのクオリティの高さから国内ではマスタリングソフトとして定番のDAWソフトゥェア「SEQUOIA」によって録音されています。本場ドイツのクラッシック音楽の録音現場においては、このRMEとSEQUOIAというコンビネーションは、まさに「定番」であり、数多くの名盤がこの手法で録音されています。


 

InterBEE 2019 :本ディスク試聴会レポート

InterBEE2019-Mitsuhashi2019年11月13日~15日に幕張メッセで開催された「InterBEE 2019(国際放送機器展)」にて、「BLOOM OF SOUND」のご試聴会を開催いたしました。
収録風景の写真などがたっぷりと紹介された、試聴会当日のスライドを以下よりご覧頂けます。

レポートを見る

 

About US

このサイトは、株式会社ジェネレックジャパンが運営しております。弊社にて取り扱う製品に関する様々な情報だけにとどまらず、広く「音(オーディオ/サウンド)」に関する様々な情報や、ワークショップ/セミナーのレポートを掲載しております。

おすすめ記事

東京・銀座で開催された画家・真田将太朗氏の個展「POINT OF VIEW」。絵画と立体音響が融合することで、来場者に新しいアート体験をもたらしました。天井・壁・床に配置された13台のスピーカーは、GenelecのSmart IP。1本のLANケーブルでオーディオ伝送、電源供給、優れたマネージメントを可能とするSmart IPで構築された6.1.6ch音響が、作品に秘められた時間の流れ、そしてその ....
READ MORE
フォーミュラ1の世界では、テクノロジーが勝負の鍵を握っており、それは実際のサーキット上だけではありません。近年では最先端のオーディオ・ビジュアル・システムを搭載したレーシング・シミュレーターが、本番さながらの臨場感を再現するツールとして広く活用されるようになっています。フィンランドの経験豊富なAVエンジニア、アンディ・シモンズ氏が率いるCAVE Oy社は、Genelecスピーカー・システムを駆使し ....
READ MORE
オーストラリア・メルボルンの歴史ある地域に位置するSynthTempleは、電子楽器の博物館とレコーディング・スタジオが融合したハイブリッドな施設であり、世界中のミュージシャンやプロデューサー、シンセ愛好家の聖地として知られています。そのコンセプトの中核として導入されたのが、Genelec SAM™テクノロジーによるイマーシブ・モニタリング・システムです。   Genelecの詳細な事例 ....
READ MORE
日本を代表する建築家、隈研吾の手によっておよそ4年間にわたって大規模な改修を行い、2024年にリニューアルとなったポルトガル・リスボンにある現代アート美術館「グルベンキアン美術館」。建物と自然が相互に溶け込む建築デザインは、日本の「縁側」の考え方から着想したという曲線的なデザインを特徴としています。ポルトガルと日本の国交480年という長い歴史の節目を祝福するようにリニューアルされた同美術館の初めて ....
READ MORE

Contact

製品仕様から、システムインテグレート、お見積もりや資料請求など、法人購入に関することは、なんでもお気軽にお問い合わせください。
 
おすすめ記事