製品型番の法則:GENELEC スピーカー

型番の法則性を理解しましょう

数字やアルファベットの羅列で構成される製品型番が、なかなか記憶できず困ったことはありませんか?
実は型番にはすべて意味があり、一旦その法則性を覚えてしまえば、簡単にそのメーカーの製品グループや種類を把握し理解することができます。つまり型番とは、その製品に与えられたIDナンバーのようなもので、それらのナンバーには意外にも多くの情報が含まれているのです。
本ブログでは、GENELEC スピーカーの「型番の法則」を紹介します。これがわかると自宅やスタジオなどで製品を選ぶ際にとても便利ですので、ぜひ参考にしていただければと思います。
 


 

GENELEC スピーカーの型番の法則

ここでは、「8320APM」という機種を例えにしてご説明いたします。
 

数字

 

数字1桁目 = 製品シリーズ


では、まず最初の「8」からです。ここは製品のシリーズが表されています。GENELECはここの数字が1〜9と有り、「8」は「モニタリング・ラウドスピーカー」を表します。
 

  • 「1」「8」:モニタリング ラウドスピーカー(モニタリングとは、スタジオ用を指します。)
  • 「7」:モニタリング サブウーファー
  • 「3」「4」:AVインスタレーション用のラウドスピーカーとサブウーファー
  • 「5」「6」:ホームオーディオ用のラウドスピーカーとサブウーファー。

 
このように型番の一番最初の数字は、それぞれのカテゴリーで分かれています。
ですので、この「8320APM」という型番を見ると、まずは、「これは、モニター用、スタジオ用のスピーカーだ」ということがわかります。
 


 

数字2桁目 = テクノロジー


次の「3」はテクノロジープラットフォームを表しています。
 

  • 「0」:アナログ
  • 「1」:デジタル
  • 「2」:SAM(スマート・アクティブ・モニタリング) = DSP搭載モデルの初期モデル(DSP プラットフォーム I)
  • 「3」:同じくSAM(スマート・アクティブ・モニタリング) = DSP搭載モデルでも第2世代の技術を搭載したもの(DSP プラットフォーム II)
  • 「4」:IPテクノロジーを搭載したSAMモデル

 
ということで「8320APM」の場合、「3」つまり、SAMモデル(DSPプラットフォームII)となり、オプションのGLM Kitを使用して使用環境に応じたキャリブレーションが可能となります。
 


 

数字3桁目 = ウーファーのサイズ


3つ目の数字「2」は、ウーファー ユニットのサイズを表しています。「1」〜「9」までの数字があり、3インチから19インチまでをそれぞれ表しています。
 

  • 「1」:3インチ
  • 「2」:4インチ
  • 「3」:5インチ
  • 「4」:6.5インチ
  • 「5」:8インチ
  • 「6」:10インチ
  • 「7」:12インチ
  • 「8」:15インチ
  • 「9」:8インチ

 
つまり「8320APM」は、4インチのウーファー ユニットを持つモデルということがわかり、この3つ目の数字で、おおよそのスピーカーサイズが予想できます。
 


 

数字4桁目 = 製品モデル


最後の「0」はプロダクトモデルを表しており、単純に数字の「0」〜「9」までが割り振られます。
 
数字はここまでです。
この4桁の数字で製品の「シリーズ」「テクノロジー」「ユニットサイズ」「プロダクトモデル」を確認することができます。
 


 

アルファベット

ここからはアルファベットです。
 

英字1桁目 = 製品バージョン


最初の「A」はプロダクト バージョンを表しており、同じナンバーを持つ製品でも、最初のリリース時には「A」バージョンで始まります。やがて改良が加えられ、バージョンが変わると「B」へと変更されます。
 


 

英字2桁目 = カラー


続く「P」は製品のカラー フィニッシュを表しています。
「8320APM」の場合、ここは「P」ですので、このモデルのカラーは「Producer Dark Gray」(プロデューサー ダークグレー)となります。
ちなみに「W」は、White(ホワイト)。これは判りやすいですね。
ただし、Black(ブラック)は、Genelecが本拠とするフィンランドの言葉で黒を意味する「Musta」の「M」で表記されます。これはやや難解ですので、単純に覚えてしまった方が良いかもしれません。
 


 

英字3桁目 = 防磁仕様


最後の「M」は「Magnetic Shielding(防磁仕様)」の「M」になります。
ブラウン管のテレビの場合、近くにマグネットが有ると映像に影響が出てしまうなど、スピーカーを設置する場所によっては防磁仕様のモデルが必要になるのですが、最近はブラウン管などもなくなって来ていますので、この最後の「M」が付かない製品も多数あります。
 


 

GENELEC 型番のまとめ


ということで、「8320APM」という製品番号からは…
 
「8」:モニタリング ラウドスピーカー
「3」:SAMモデル(DSP プラットフォーム II)
「2」:ウーファーユニット 4インチ
「0」:プロダクトモデル  0番代
「A」:初期バージョン
「P」:色 ダーク グレー
「M」:防磁使用モデル
ということが分かります。
 
なお、言葉での説明に加えて図解したものもご覧いただいた方が直感的にご理解いただけると思いますので、PDF版をご用意しました。
ぜひ下記よりダウンロードください。

「GENELEC Products: 番号とコード」をダウンロード

 

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