「プロデューサー・マインドを育てる」最新設備 - 立命館大学 映像学部
関西私学の雄、立命館大学に映像学部が設立されたのは2007年。総合大学としては珍しく“映像”にまつわる本格的な知識やスキルを学べる学部です。ここには本格的なMAルームや静音性・遮音性に優れたアフレコルーム(ADR)など6つの部屋が新設され、いずれもGenelecのスタジオ・モニターが多数採用されるなど、充実した音響機材が備わっています。
「基本的なコンセプトは、単なる技術者ではなく、プロデューサー・マインドを持った人材を育てること。僕はここで、音響エンジニアを育てようとはこれっぽっちも考えていません。」
立命館大学映像学部の松陰教授は、そう話し始めました……。
かつては『魔界転生』(1981年)、『男たちの大和 / YAMATO』(2005年)、『利休にたずねよ』(2008年)、『海難 1890』(2015年)などの映画やドラマの数々に録音技師として従事した松陰信彦氏は二度の日本アカデミー賞最優秀録音賞を受賞するなど、現場での経験も豊富なエンジニアでもあります。
そんな松陰氏が語る「映像における音響の役割」とは? 是非ご一読ください。