MIW Online 2021プログラム一覧
- Session 1 -
2021年10月29日(金)
17:00-18:30
VR作品「Clap」におけるイマーシブサウンドの実践
– 講演者 –
牛島正人(株式会社ソノロジックデザイン 代表取締役/サウンドデザイナー、Audiokinetic株式会社 プロダクトエキスパート)
蓮尾 美沙希(株式会社WOWOW)
ヴェネチア国際映画祭ノミネートVR作品『Clap』を通じて、第一線で活躍するサウンドデザイナーが実際の制作フローを紹介する貴重なセミナー。
VR/ゲームのサウンドは、一体どのようなワークフローでつくられているのか…?
作曲〜録音〜ミックス、そして音楽と効果音をどのように3D空間に実装するのか…?
ゲームエンジン「Unity」やオーディオミドルウェア「Wwise」は、どのように連携させているのか…?
普段なかなか見ることのできない、プロフェッショナルなVR/ゲームサウンド制作ワークフローを、基礎からわかりやすく紐解いてゆきます。
また、空間オーディオにおける「パンニング方式」にもDeep Diveいたします。
VBAPとAmbisonicsでは、パンニング効果にどのような違いがあるのか?
実際にバイノーラルでの3D音源再生でパンニングの違いを体験できる、この希少な機会をどうぞお見逃しなく!
立体音響でのエンターテイメントコンテンツ制作に興味のある方は、是非本セミナーを通じて最新の情報に触れていただければと思います。
-Session 2-
2021年12月10日(金)
17:00-18:30
ドライビングシミュレーターの音響システム
〜自動車産業で活躍する立体音響〜
– 講演者 –
久保 二朗(株式会社アコースティックフィールド)
松本 昭彦(コンポーザー/インタラクティブプログラマー)
企業の研究開発の現場では、どのように立体音響が活用されているのでしょうか? 無響室にたくさんのスピーカーを並べての騒音実験や、波面合成技術による音場の再現といったものが想像されますが、本セミナーでご紹介するのは、自動車産業で活躍する立体音響の事例となります。
現在、国内外の主要な自動車メーカーでは、様々な走行データを安全かつ効率的に収集するために、巨大なVRシステムとしての「ドライビングシミュレーター」を採用しています。
ドライビングシミュレーターとドライビングゲームの違いは?
ドライビングシミュレーターに必要な音響とはどういったものなのか?
そして、その音響を作るために必要な技術とは…?
などなど、普段なかなか触れることのできないドライビングシミュレーターのシステム構成から、どのようなテクノロジーが、どのように使われているのかという、他では滅多に聞くことのできない貴重なお話を、実際に数々の自動車会社のドライビングシミュレーターの音響を手がけてきた株式会社アコースティックフィールドの久保二朗氏、そしてコンポーザー/インタラクティブプログラマーの松本昭彦氏に詳しくお話を伺いたいとおもいます。
企業や教育機関の研究開発に携わる方はもちろん、エンターテインメントのコンテンツ制作やサウンドインスタレーションに携わる方まで、広く立体音響の制作に興味のある方全般が対象のセミナーとなります。是非このセミナーにて、最先端の音響技術に触れてください!