MIW Online 2022プログラム一覧

- Session 1 -
2022年3月30日(水)
17:00-18:30
プラネタリアTOKYOにおける
イマーシブサウンドの実践
〜話題のネットワーク・オーディオ
『AVB』の優位性〜
– 講演者 –
高柳洋介(コニカミノルタプラネタリウム株式会社)
宮木朝子(作曲家、空間音響作家)
漢那拓也(サウンドクリエイター)
東京・有楽町マリオン内にあるコニカミノルタプラネタリウムが運営する「プラネタリアTOKYO」
プラネタリアTOKYO には、多目的デジタルドームシアター DOME1 と、プラネタリウムドームシアター DOME2 というふたつのドーム型シアターがあり、いずれも空間音響再生が可能なシステムを整備しています。
DOME1 は22.2 マルチチャンネル、そして、DOME2 には、43.4chが採用されていますが、昨年、DOME1にて、新しいプラネタリウムの楽しみ方として、星につつまれ、思い思いに自由な時間を過ごすことのできる『星空ラウンジ』という新プログラムがスタートしました。
プログラムの目玉は『バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 22.2ch remix』
空間音響作家・宮木朝子氏が楽曲の一音一音を解釈し、1年半をかけてその第1巻全48曲(24の前奏曲とフーガ)を立体音響化し、バッハの意図を空間として再構築。24個のスピーカーが奏でる古典の新解釈として、その日の星空と共に楽しむことができる壮大なプロジェクトです。
なぜコニカミノルタプラネタリウムは、空間音響コンテンツを取り入れたのか? そして、その実現のために、どのようなシステムを組んだのか? この先進的な企画と、その運営に携わるお三方に詳しくお話を伺ってゆく、普段はなかなか覗き見ることができない、プラネタリウムビジネスの舞台裏を紹介するセミナーです。
