世界初のハイレゾ高次アンビソニックアルバム : PIANO Pieces

「ハイレゾ」そして「サラウンド」をキーワードに世界にその名を馳せるUNAMASレーベルが、また新たな挑戦に乗り出しました。今度はなんと、世界初のハイレゾHOAアルバム。

HOA(High Order Ambisonics)とは、つまり、高次のAmbisonicsを意味します。

現在世の中に存在するほとんどのAmbisonics作品は、1次Ambisonics、もしくは2次か3次のAmbisonicsという中で、今回のアルバムは、なんと7次Ambisonics!現状ソフトウェアベースで制作が可能なレベルでは最高位のAmbisonicsでのフルアルバム、しかも96kHz/24Bitのハイレゾフォーマットのリリース。これが遥かに時代を先取りしたフォーマットであることは、このウェブ記事の読者の皆様であればすぐにご理解いただけると思います。

実際のところ、現状市場には7次Ambisonicsを簡単に試聴できるアプリケーションは存在しておらず、再生を行うには、Reaperなど7次Ambisonicsに対応できる特殊なDAWソフトウェアを使用し、Ambisonicsデコードプラグインを使う必要があります。つまり、そういった特殊な環境を持たないリスナーには、決して聞くことのできないアルバムということになってしまいます。

そこで、そのギャップを埋めるため、また市場がこのアルバムに追いつくまでの「橋渡し」として、エレクトロニックアート&ミュージックの世界標準ソフトウェア「Cycling ’74 Max」を使った簡易Ambisonics再生アプリケーション「Ambisonics Player」を作成し無料でご提供することにいたしました。

さらに、1人でも多くの方に高次Ambisonicsを体験してほしいというレーベルとアーティストの強い想いにより、今回特別に、PIANO Piecesより5次Ambisonicsのサンプル音源の無料提供が実現しました。是非「PIANO Pieces」をダウンロードしてAmbisonics Playerで再生される高次Ambisonicsの世界を、貴重な制作インタビューと共に体験してみてください!

 

PIANO Pieces サンプル音源ダウンロード(1.69 GB)

 

作品情報

PIANO Pieces

Piano Pieces
アーティスト:Masaaki Enatsu
発売日:2020年10月2日
レーベル:UNAMAS
オーディオ・フォーマット:24bit/96kHz ハイレゾ
販売:OTOTOY

購入/詳細:Ambisonics(64ch) 7次Ambisonics版

※ アルバムは4種のAmbisonicsフォーマット(1次/3次/5次/7次)でご購入いただけます

 


記事:生形三郎

 

この度、サラウンド録音の第一人者として世界的に知られるMick沢口氏が主宰するUNAMASレーベルより、世界初となる、ハイ・オーダー・アンビソニックス(7次オーダー/64ch)フォーマットによる96kHz/24bitハイレゾアルバム作品、Masaaki Enatsu「PIANO Pieces」が、ハイレゾ音楽配信サイトOTOTOYよりリリースされる。

アンビソニックスは、リスナーを取り巻く空間全体の物理情報を360°の全天球空間に記録・再生が可能なイマーシブ3Dオーディオ・フォーマットで、近年VRやゲームのヘッドトラッキングで活用され、YouTubeやFacebookにも採用され注目を集める存在である。空間の解像度を「次数」というレベルで表わし、次数が上がるごとにチャンネル数が増える仕様となっているが、現状で最高次数となる7次オーダーによるアンビソニックスで、しかもアルバム単位の作品がリリースされるというのは、世界にも未だ例がなく、今回のOTOTOYでの配信自体も世界初の試みとなる。

ここでは、そんなエポックメイキングな作品をリリースするに至ったUNAMASレーベルのMick沢口氏に、リリースの経緯や狙い、アンビソニックスの魅力を、そして、「PIANO Pieces」の作曲者/制作者である江夏正晃氏に、アンビソニックス作品制作の実際から、アンビソニックスが実現する新たな音楽制作の世界についてを語って頂いた。

 

インタビューに入る前に、まず、アンビソニックスについて、簡単に概要を説明しておこう。アンビソニックスとは、先述のように、イマーシブ3Dオーディオ・フォーマットのひとつである。シーンベースのフォーマットであることが特徴で、Dolby AtmosやDTS:X、そして、Auro-3Dなど、チャンネルベースもしくはオブジェクトベースのフォーマットと異なり、リスナーを取り巻く空間全体の物理情報を360°の全天球空間に記録・再生可能となっていることが最大の魅力である。さらに、チャンネルベースを含まず、スピーカーのレイアウトに依存しないため、どのようなスピーカーレイアウトであっても、1つのアンビソニックスフォーマットのファイルで対応することができることも画期的だ。

また、空間解像度の高さに応じて「次数」と呼ばれるグレードが上がっていくこともアンビソニックスならではの特徴で、4チャンネルの1次オーダーから、現在最高グレードとなる64チャンネルもの情報を持つ7次オーダーまでが存在する。

加えて、なんと、誰もが自由に使えるオープンソースのアンビソニックス制作プラグイン「IEM Plug-in Suite」がリリースされており、7次オーダーアンビソニックスまでの制作に対応し無料で利用できる高性能DAWソフト「Reaper」などを用いることで、特別な機材やツール無しに制作が実現できることも注目に値する。

つまり、エンコードやデコードにライセンスが必要となる他のフォーマットと異なり、誰もが極めて容易に楽しむことが出来るフォーマットなのである。実際に今回のリリース作品「PIANO Pieces」も、まさにReaperやIEMプラグインを使って制作されている。

なお、再生環境には、IEMプラグインを用いたMI7オリジナルのプレーヤーソフト「Ambisonics Player」が用意されており、こちらを使用すると、コンピューターでの再生環境にあったアウトプット(イマーシブ「7.1.4ch」、「5.1.4ch」等、サラウンド「7.1ch」、「5.1ch」等、もしくはバイノーラル環境)を切り替えて選んで作品を楽しむことができ、たとえサラウンドのスピーカーシステムを持っていなくとも、ヘッドフォンやイヤフォンでもアンビソニックス作品を楽しむことが出来る。なお、アンビソニックスに関するより詳しい情報は、こちらのページをご参照頂きたい。

 

では、さっそくMick沢口氏と江夏氏に実際的なお話を伺っていこう。

Mick沢口氏

 

―まず、沢口さんにお話を伺いたいと思いますが、UNAMASレーベルでアンビソニックス作品をリリースすることになった経緯から教えて下さい。

沢口:私は、2007年からUNAMASレーベルをスタートしていますが、当初からサラウンドの魅力を世に広めたいという強い思いがありました。まずは、5.1 chなどの平面サラウンドからスタートし、2014年からは半球面のイマーシブにも取り組んでいます。そして、その延長線上に、この全球面のアンビソニックスというアプローチがあるというわけです。
これまでに、2年ほど前からのシンタックスジャパンワークショップに講師役で参加しており、そのアウトカム、つまり成果物として今回の作品がリリースされます。

イマーシブには、大きく2通りのやり方があります。まず1つは、アコースティックな音楽を収録する方法で、演奏家がいて、演奏するホールを用意して、それに相応しい音楽、マイキング、機材が必要になります。よって、実現には大きなコストや手間が掛かるため、とても敷居が高いといえます。一方で、生楽器やシンセサイザーなど、予め用意された素材を使って、それをコンピューター内でミックスして作られる音楽があります。こちらは、元々の音源が既に存在するため、今回制作に使ったReaperやIEMプラグインを使うだけで、コストを掛けずに、すぐにイマーシブ作品を実現できます。

 

―沢口さんはNHK在籍時の1985年頃よりサラウンド制作に携わられ、世界的にもサラウンド制作の第一人者でいらっしゃいますが、そんな沢口さんからみたアンビソニックスの魅力とはなんでしょうか。

沢口:アンビソニックスの魅力は、まず、空間情報を巧みに再現できることにあるでしょう。私が初めてアンビソニックス作品に触れたのは、1次オーダーアンビソニックスとなる初期の4ch CD作品です。1990年頃にイギリスのウェールズで、Nimbus Recordsというレーベルが、この方式を使ってアンビソニックス4chマイクを自作してワンポイントで録音して製作されたシリーズです。ソースは、おもにクラシック音楽ですね。専用のハードウェア・デコーダーを通すことで、4chのアンビソニックス音源を聴けるというものでした。そこから比べますと、現在のアンビソニックスは、フォーマットの次数や制作ツールも、大幅な進化を遂げました。

 

Nimbus Records

 

チャンネルベースのサラウンドフォーマットは、広がりのある音を録れますが、アンビソニックスは、その名の通り、空間を再現することが何よりもの持ち味です。コンピューターベースの打ち込みによる音楽作品は、ライン録りのソースが主体ですが、アンビソニックスを使うと、ライン録音のソースでも、そこからいわゆる「電子臭さ」が無くなり、空間の成分が充分に加えられます。アンビソニックスの考え方によって、簡単な1次オーダーから7次オーダーまで次数を増やしていくことで、綺麗な球体の空間までを作ることが出来るのです。そのような特徴は、コンピューターベースのクリエイターにとって、まさにジャストフィットな表現フォーマットになると私は考えています。

実際に、これまで私がチャンネルベースのフォーマットで録音してきたサラウンドソースをアンビソニックスで再生する実験をしてみましたが、そのような予め空間情報をたっぷりと含んだ音源を再生するよりも、空間情報を含まないドライな音源の方が、アンビソニックスを通すことで、より自然な音響空間を再現することができました。

そこで、コンピューターベースの音楽クリエイターとして、その道のスペシャリストである江夏さんにお声がけをさせて頂いたのです。

江夏さんは、ちょうど、タイミング良くご自身のアルバムをリリースすべく曲を作られていて、当初は2chのみでのリリース予定でしたが、実験を兼ねアンビソニックスで制作してみると、2chで表現したかったことよりも、遙かに素晴らしい世界観が出来上がりました。

それから、アンビソニックスは、特別な機材を買う必要が無く、入り易いのも魅力ですね。モニター環境は、ヘッドフォンモニターでもイメージをミックスすることが出来るので、敷居が低いといえます。

また、ドルビーなどのフォーマットは3.1chなど、元々は映画から発生したフォーマットですが、アンビソニックスは前方2ch後方2chという形からスタートしており、もともと音楽表現にも非常に親和性が高いフォーマットです。

 

江夏正晃氏

 

―では、ここからは江夏さんにお伺いしますが、作曲者の江夏さん自身は、アンビソニックスとはどの様な出会いがあったのでしょうか?

江夏:2018年に、アンビソニックスや、IEMプラグインを紹介していたダニエル・ルードリッヒ氏の講義で、初めてアンビソニックス作品を試聴しました。

そこで、アンビソニックスには、これからの音楽制作の未来があると確信しました。音圧戦争から抜け出せるチャンスがあると思いましたし、シーンベースのアンビソニックスは、従来のチャンネルベースのサラウンドフォーマットが持っていた、再生環境に依存してしまうという問題を解決できる、と思ったのです。アンビソニックスは、バイノーラル・ソースへもデコードできるので、スマホすらも入り口になっていますからね。

最近では、GENELECの「Aural ID」など、個人個人のパーソナルな頭部伝達関数を手軽に得られる時代になってきていますので、これからあっという間にきちんとした再生環境が普及する可能性があります。その意味で、7次オーダーアンビソニックスのスタンダード、マスターピースとなるような作品制作にトライしたい、と思いました。

 

―「音圧競争から抜け出せるチャンス」について詳しく教えて頂けますか?

江夏:アンビソニックスでは、ダイナミクスを立体的な空間全体で捉えることになるので、音圧を詰め込むことは、あまり意味がないのです。音を配置するキャンパスが広いので、音圧に対する考え方の違うのですね。どちらかというと、ミックスが終わった段階で、マスタリングも終わっている、というイメージです。

空間を完全に捉えるので、2chのミックスでは出来なかった、マスキングされて聞こえなかったのもの、例えばコンプレッサーによってピアノがベースに隠れてしまったりとか、そういった事無しに、空間に配置した全ての音がきちんと聞こえて来るのです。まさに、音楽の作り方が変わるわけです。

最近は、世界的にもマスタリングの音圧が下がってきているという傾向があり、「音が良い」という定義が変わりつつあります。単なる音圧を求めるのではなく、本来我々はそこで何をしなければいけないのか、という。アンビソニックスがもたらす表現は、まさにそんな価値観の変化にも通じるのではないでしょうか。

 

―アンビソニックスでの作品制作は具体的にどのように進めていったのですか?

江夏:制作環境的には、DAWはReaperを使い、その中でアンビソニックスのIEM Plug-in Suiteを使っています。3Dパンニングは、USB接続のセンサーを実際に手で振り動かして、MIDIで3Dパンニングのオートメーションをリアルタイムに書いていきました。モニター環境は、エムアイセブンジャパンのショールーム「m-Ex Lounge」にある7.1.4ch環境で確認しながら作っています。

 

Piano Pieces - Ambisonics Mix風景

 

楽器の編成としては、最も基本的で、なおかつ最高の完成度を持つピアノひとつで、アンビソニックスの持つ可能性を徹底的に引き出してみようと思い、ピアノソロ作品を選びました。

19曲目以降はヴァイオリンやモジュラーシンセや太鼓などが入ってきますが、基本的にはピアノ一本がベースとなっています。

実際にやってみると、ピアノの音像を前や後ろなどで同時に色々な場所に配置してみましたが、結局はLRを空間上に配置していく、というやり方がもっとも空間的な定位情報を出しやすかったです。ピンポイントに点を置いていくイメージですね。曲調や雰囲気によって、配置する場所や、仰角などを様々に変えています。

 

―今回、初めてアンビソニックスを利用してみて、実際の音楽制作においてどのような発見がありましたか?

江夏:空間作りが物凄く楽になりましたね。IEM Plug-in Suiteの中に入っているAmbisonics用のリバーブプラグインを使って音源ごとにパラメータを入力して空間を作っていくのですが、やはり2chと比べて空間情報のキャンパスが広いので、空間のどの位置にどの角度で置いていく、ということが非常にやりやすかったです。

反面、リミッターというものが存在しないので、ピークを抑えるのには苦労しましたね。今回、全てのチャンネルでトゥルーピークが-1dBを超えないようにしていますが、全ての音源がそれを超えないようにするのは、とても手間が掛かりました。ただ、音圧を上げなくても、例えば太鼓が空間の中でしっかりと響いたりと、ダイナミクス表現は充分に出ています。

それから、アンビソニックスが面白いのは、次数の存在ですね。時数が上がるごとに、定位が段々と緻密になってきます。特に5次くらいが大きな分かれ目だと思いますが、次数が上がると音質が上がるのではなく、空間の位置情報の解像度が上がるイメージです。細かい位置まで分かるようになるんです。そして、それをダウンコンバートする時は、間の情報をプレーヤー側で捨てて再生すればいいだけなのです。それもアンビソニックスが画期的なポイントですね。ですので、今回の作品も、基本的には7次フォーマットのコンテンツを買って頂ければ、他の次数フォーマットを買って頂く必要はありません。

 

―アンビソニックス盤のアルバムの聴き所を教えて下さい

江夏:ピアノ一本ですので、音源の高さ広がり、そして空間の密度などを、一曲一曲非常にこだわっています。また、他の楽器が入ってくる曲では、両者を対比させる演出も聴きどころですね。それから、いわゆるアンビソニックスならではの派手な空間表現としては、18曲目の「Contradiction ensemble version」という曲がもっとも分かりやすいでしょう。モジュラーシンセサイザーのドローンが空間を360°ぐるぐる飛び回ります。球体の音響自体が回転可能なアンビソニックスのポテンシャルを存分に楽しめると思います。しかしこれは、さすがに制作時のCPU負荷も凄まじかったですね。

Piano Pieces - Ambisonics 3D Pan
USBで接続されたパンニング用のセンサーを使い、立体パンニングを行う江夏氏

 

―最後に、お二人にお伺いしますが、今後のアンビソニックスでのリリースは、どのようなものを作っていく予定ですか?

Mick沢口氏沢口:今回は、元々がステレオ作品を想定して作られた楽曲でしたが、次は、はじめからアンビソニックスの球面音場を想定した作品を、ゼロベースで作りたいですね。
私は、2chの世界は、そろそろもういいんじゃないんですか、と思うのです。そこで、制作サイドの我々やアーティスト自身が実際にアウトカムを作っていこうと。大きな括りでいえばサラウンド、そしてイマーシブオーディオという大きな世界を、様々なフォーマットやツールを使ったものを、アウトカムとしてこれから世の中に提示してきたいですね。その意味でも、すべてがフリーのツールで実現できるアンビソニックスには、大きな期待を寄せています。

江夏正晃氏江夏:「PIANO Pieces」では、ピアノという楽器で徹底的に出来る限りのことをやりましたので、そこからどんどん楽器を増やして行きたいです。今後様々な場所で作られていくであろうアンビソニックス作品にとって、指標になり得る作品が出来たと自負しています。
従来的なLRで展開できる限界を超え、思い描けるキャンバスが大きく広がりましたので、アンビソニックスでこそ実現可能な新しいジャンルの音楽を、自分にしか出来ない音楽作品を、これからしっかりと作っていきたいです。

 

―沢口さん、江夏さん、お忙しいなか大変興味深いお話をありがとうございました。

以上のように、今回リリースされた、世界初の7次オーダーアンビソニックスによる今回のアルバム作品は、アンビソニックスが持つ、新たな空間情報の表現、そして、新たな音楽ジャンルの枠組みを作り出せる可能性を大きく示唆する、世界初の貴重な音楽作品である。

実際に、作品のサンプルを、エムアイセブンジャパンが提供するアンビソニックス音源再生ソフト「Ambisonics Player」を使ってバイノーラル・ソースで聴かせて頂いたが、その立体的な音響表現は、まずそれ自体が非常に心地よいものであり、また、空間をより積極的に操る新たな音楽表現の可能性すらを感じさせるものであった。

無料のDAWソフトや、同じく無料で使えるIEMプラグインだけ手軽に実現することが出来、ユーザーが制作から再生までを極めて容易に行なえるアンビソニックスは、これからますます普及が加速して行くであろうイマーシブ3Dオーディオの世界を大きく変えるポテンシャルを持ったフォーマットだと言える。もっと言えば、今後の音楽リスニングや音楽表現そのものを変える存在にもなり得るだろう。その意味でも、本作「PIANO Pieces」は、記念碑的な作品となるに違いない。

 

Piano Pieces - HOA Ambisonics Album
(左)シンタックスジャパン 伊藤仁 (中央)江夏 正晃 (右)Mick沢口 (敬称略)

 


 

Mick沢口Mick沢口
沢口音楽工房 UNAMAS- Label 代表
Fellow member AES and ips1971年千葉工業大学 電子工学科卒、同年 NHK入局。ドラマミキサーとして「芸術祭大賞」「放送文化基金賞」「IBC ノンブルドール賞」「バチカン希望賞」など受賞作を担当。1985年以降はサラウンド制作に取り組み海外からは「サラウンド将軍」と敬愛されている。2007年より高品質音楽制作のためのレーベル「UNAMAS レーベル」を立ち上げ、さらにサラウンド音楽ソフトを広めるべく「UNAMAS-HUG / J」を 2011年にスタートし 24bit/96kHz、24bit/192kHz での高品質音楽配信による制作および CD制作サービスを行う。2013年の第20回日本プロ音楽録音賞で初部門設置となったノンパッケージ部門 2CHで深町純『黎明』(UNAHQ-2003)が優秀賞を受賞。2015年には第22回日本プロ音楽録音賞・ハイレゾリューション部門マルチchサラウンドで『The Art of Fugue(フーガの技法)』が優秀賞を、続く第23回では、ハイレゾリューション部門マルチchサラウンドで『Death and the Maiden』が優秀賞を受賞。さらに第24回日本プロ音楽録音賞の前同部門において最優秀賞を受賞、第25回日本プロ音楽録音賞・ハイレゾリュージョン部門「クラシック、ジャズ、フュージョン」において最優秀賞・スタジオ賞を受賞。日本プロ音楽録音賞4年連続受賞の快挙を成し遂げる……ハイレゾ時代のソフト制作が如何にあるべきかを体現し、シーンを牽引しつづけている。
https://unamas-label-jp.net/

 

江夏 正晃
江夏 正晃
株式会社マリモレコーズ 代表音楽家、DJ、プロデューサー、エンジニア。エレクトロユニットFILTER KYODAIやXILICONのメンバーとして活動する一方、多くのアーティストのプロデュース、エンジニアなども手掛ける。また株式会社マリモレコーズの代表として、映画音楽、CM、TV番組のテーマ曲など、多方面の音楽制作も行う。ヘッドホンやシンセサイザーのプロデュースなども手掛け、関西学院大学の非常勤講師も勤める。著書に「DAWではじめる自宅マスタリング」(リットーミュージック)などがある。
https://marimorecords.com/

 


 

世界初のハイレゾHOAアンビソニックスアルバム:PIANO Piecesは、以下よりダウンロード可能な無償の簡易Ambisonics再生アプリケーション「Ambisonics Player」にて再生することが可能です。

 

Ambisonics Player ダウンロード

 

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