InterBEE 2019 出展レポート
InterBEE 2019へのご来場ありがとうございました
2019年11月13日~15日に幕張メッセで開催された、「InterBEE 2019(国際放送機器展)」に出展いたしました。
Inter BEE 2019へのご来場者数は3日間で4万人を超え、弊社ブースには、のべ5千人を超える沢山の方にお立ち寄り頂き、盛況のうちに幕を閉じることができました。
お忙しい中 弊社ブースにお越し頂きました皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
以下に本年のInterBEEの展示レポートならびに、ワークショップのレポートを掲載いたします。また各レポートでは、当日の講演で使用したスライドをご覧頂けます。
InterBEE 2019 出展概要
名称 | (第55回)2019年国際放送機器展 International Broadcast Equipment Exhibition 2019 |
公式サイト | InterBEE ONLINE |
会期 | 2019年11月13日(水)〜15日(金) |
会場 | 幕張メッセ 〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1 |
ブース | – 1307〜1309 / ホール1 – INTER BEE EXPERIENCE X-Microphone: 1106 / ホール1 |
展示詳細 | (株)エムアイセブンジャパン展示詳細 (株)ジェネレックジャパン展示詳細 (株)シンタックスジャパン展示詳細 Austrian Audio 特設展示詳細 |
ブース展示
本年は、(株)エムアイセブンジャパン/(株)シンタックスジャパン合同の「MUSIC EcoSystems」ブース、(株)ジェネレックジャパンのブースを展開。また、特別エリア『INTER BEE EXPERIENCE X-Microphone』には、Austrian Audioのマイクロフォンを出展いたしました。
「録音から制作、再生まで、音に関わる全ての環境を提案」というコンセプトの MUSIC EcoSystems ブースでは、「ライブ録音」「制作」「ネットワーク」の3種のソリューションに分けて製品を展開。また、各ブランドにフォーカスした展示も行いました。PreSonusコーナーではシリーズ最新モデルの「StudioLive Series III S」を、Softubeコーナーでは新製品「Console 1 Fader」を、そしてRMEコーナーでは期待の新製品である「Babyface Pro FS」等をハンズオンして頂きました。
MUSIC EcoSystemsブースの中で特に注目を集めていたのが、シンタックスジャパンで新たに取り扱いの始まったブランド「Appsys ProAudio(アプシス・プロオーディオ)」。主力製品である「MVR-64 multiverter」は、ADAT、MADI、DANTE、AESなど様々なデジタルオーディオの規格に対応したマルチコンバーターです。SRCモジュールを追加することでメインシステムからの「縁切り」を行うことができ、現場での大きなトラブルを解消。今後、Milan(AVB)をはじめとする主要プロトコルにも対応予定で、より幅広い環境での活躍が期待できそうです。
GENELEC ブースでは、昨年に引き続き、フラッグシップ「The Ones」シリーズによる7.1.4chのイマーシブ・オーディオ環境を展開。全11ch+サブウーファーの中心に座席を並べ、様々なイマーシブ・ワークショップを開催いたしました(詳細は後述)。
フロントのL/Rには新製品である「8351B」と「W371」を配置し、そのサウンドをご体感頂きました。そのほか、C、Side L/R、Rear L/Rは「8351A」、Hight の4chは「8341A」、そしてサブウーファーは「7370A」を使用。また、新製品「8361A」のご試聴のほか、最新のSmart IPシステム搭載の設備向けモニター「4430AM」の試聴コーナー、昨年登場した「S360A」の展示も展開し、様々な環境に適したモニターシステムをご実感頂きました。
ワークショップ
MUSIC EcoSystems/GENELEC それぞれのブースで、3日間通して全26回のワークショップを開催。例年に倣い、今年も満席+立ち見の回がほとんどで、のべ450名以上の方に受講頂きました。
ブランドの本国スタッフやアーティスト・エンジニアによる、バラエティに富んだワークショップ。最新の製品や技術に触れて頂くきっかけとなりました。
Laz Harris
PreSonus Audio Electronics APACセールス・マネージャー
イマーシブ(没入型)オーディオ・バイノーラル技術を中心に展開。GENELECがもたらす至極のサウンドを、皆様に会場でご体感頂きました。
方法論 / マイクロフォン・テクニック / ワークフロー
Florian Camerer
ORFオーストリア放送協会サウンド・エンジニア / EBU PLOUDグループ 代表 / AES(Audio Engineering Society) メンバー
同内容をより詳しく解説した「Media Innovation Workshop Vol.2」のレポートを掲載しています。
Mick沢口
沢口音楽工房 UNAMAS- Label 代表 / Fellow member AES and ips
今後のイベント情報
来年のInterBEEは、2020年11月18日(水)〜20日(金)に開催予定です。またInterBEE以外にも、Media Innovation Workshopはじめ大小様々なイベントを不定期で開催予定です。
イベントの開催情報は、MUSIC EcoSystems | BIZ メールニュースにてご案内させて頂きます。
今後もイベントやワークショップを通じて、多くの皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。
お問い合わせ
InterBEE 2019にてご紹介させて頂いた製品やワークショップ等について、気になることやご不明点がございましたら、下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。